たんたんたんとした日々のこと

障害のある子供たちと過ごす日々のことを綴っています。

う○ちのこと。

仕事先の放課後デイサービスで子供のトイレ介助をしていました。子供といっても17才の高校生。彼は重度の自閉症です。

トイレの個室でふたり、彼は便座に座り、僕は彼の前にしゃがんでいました。いつものようにオシッコをするでもなく、おちんちんをいじったり、両手を顔の高さにあげてプラプラさせたり、服を噛んだり、でもニコニコと楽しそうな彼を見ていました。

そういえば先週はうんちを漏らして大変でした。パンツもズボンもうんちまみれで全部脱がして洗いました。でも当の本人は平気な顔でうんちを触って遊んでいました。それどころか、うんちを口に持っていこうとするから慌てて止めました。

彼の中ではうんちは汚いモノという概念はないのでしょう。

でも考えてみればうんちは元々身体の中にあったわけで、その時は汚いとは思わないのに外に出た途端に汚いモノと認識されます。身体の中にある方がむしろ汚いと感じても良いようなものなのに不思議です。

うんちが腸の中にあるのと、うんちを口から入れるのとそんなに差がないような気さえしてきます。

だからといってうんちを口に入れようとは、今のところ思わないですけど…。