たんたんたんとした日々のこと

障害のある子供たちと過ごす日々のことを綴っています。

大暴れ。

中学生男子ともなると力があります。申し訳ないけど、大人ふたりがかりで対応です。

今日は大暴れです。そんな日もあります。

暴れ方は実に野性的です。叩く、蹴る、爪を立てる、噛みつく、叫ぶ。眼も血走っています。着ていたTシャツをびりびりに破いてしまいました。

この姿だけを見たら、たいていの人は怖いと感じると思います。

でも、少なくとも僕には内側からわいてくるエネルギーをどうにも押さえられないだけで、「悪意」のようなものは感じられませんでした。

彼を押さえ続けて、20分くらいは経ったでしょうか。ようやく彼も冷静さを取り戻してきました。そしてポツリとこう言うのです。

「ごめんなさい…。」

…実際、これが自宅で、お母さんひとりの時だったら止められないと思うんです。

だからと言う訳じゃないけど、綺麗ごと言うつもりもないけど、暴れるんだったらココで暴れておくれ。いつでも相手になるから。

彼の相手として不足のないように、カラダを鍛えておかなきゃね。