たんたんたんとした日々のこと

障害のある子供たちと過ごす日々のことを綴っています。

観察者失格。

お盆休みに入り、子供たちと会わない日々です。

畑仕事をしたり、本や映画を観たり、昼寝したりとのんびり過ごしています。

そしてふとした時に、子供たちは今頃何してるかなあ、なんて思ったりします。

何でしょうね、この感覚は…。

この仕事を始めたきっかけは「障害のある人たちと一緒に生きた方がいいよ。」というある方の言葉の真意を知りたかったからです。

言ってみれば「好奇心」なんですよね。

だから最初は障害のある子供たちを「観察」しているような感覚だったように思うのです。

障害のある人を支援したいとか、社会貢献したいとか思っていたわけではないんです。正直なところ…。

それがいつの間にか、「一緒にいること自体が楽しい」と思うようになっていました。

そうなるとただ「観察」しているなんて、勿体なくて耐えられなくなってきます。

身体全体で彼らの存在を感じてみたい、体感したいっていう感じでしょうか。

よくわからないけど、よくわからない魅力があるようなんです、彼らには…。

盆休みは今日で終わり、明日から仕事です。

また彼らに会えると思うと、なんか嬉しいんです。