たんたんたんとした日々のこと

障害のある子供たちと過ごす日々のことを綴っています。

心と身体。

夏休みに入ってから、暴れん坊少年はほぼ毎日やって来ます。
https://tantantanto.hatenablog.com/entry/2018/07/25/113434

そして彼と野球(プラスチックのボールとペットボトルのバット)したり、水遊びしたり、プロレスごっこして過ごしています。

彼は一時たりとも休むことなく、全力で遊びます。この無尽蔵の体力はどこから来るのでしょうね。こちらの体力などお構い無しです。ジム通いなどせずとも、彼に鍛えられています。

ところで彼を見ていて思うのは、心の動きがそのまま身体の動きとなっているということです。

やりたい、と思ったらすぐやる。

やっちゃダメと言われていることでも関係なし!世間の常識やルールなんてクソくらえ!…とそこまで思っているかはわかりませんが。

でもこれってある意味すごいですよね。

僕もそうですが大人になっていくにつれ、世間の目を気にするようになっていくように思います。自分がしたいことに素直に生きるのって難しくないですか?

自分の価値観よりも世間の価値観(と自分が思いこんでいるもの)に合わせていくことが増えていって、いつの間にか自分が何をしたかったのかすら見失ってたりして…。

彼を見ているとそんなことを考えさせられます。

そんなことを考えながら、彼にはこのまま自分に正直であってほしいと思いつつ、ちょっとはこっちの言うことも聞かんかい、とも思うのです。