たんたんたんとした日々のこと

障害のある子供たちと過ごす日々のことを綴っています。

芝刈り。

風は強いけど、日差しはずいぶんと穏やかな日です。この間ひなたぼっこした公園にまた来ています。

今日は子供たちは芝生の丘をかけっこして遊んでいます。よーい、どんの合図でなん往復も全力疾走。疲れ知らずの子供たち、とてもお付き合いはできないので彼らを眺めながら芝生の上に座っていました。

すると僕の膝の上にちょこんと座って来る子供がひとり…。「暴れん坊少年」じゃありませんか。君はかけっこはしないのかな。https://tantantanto.hatenablog.com/entry/2018/07/25/113434

彼は負けん気がものすごく強いんです。今日の子供たちの中にとっても足の速い子がいるんです。勝てないのが目に見えているので、自ら棄権したのでしょうか。相手は年もうんと上だからしょうがないでしょ。

彼はさっきから芝生をむしっては、僕の手のひらにそれを乗せるってのを繰り返しています。かけっこしている子たちの方は見ようともしません。

その姿がなんとも可笑しいやら、微笑ましいやら。子供だっていろいろあるよね。

…なんて油断してたら、むしった芝を僕の顔に投げてケラケラ笑ってる。おい…。